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ノンマルト通信Express

フリーランスで自由自治

芋焼酎は飲みやすい

お酒

秋の涼しさを感じるようになって、この頃は芋焼酎を飲む機会が増えた。夏の暑い盛りは発泡酒ハイボールでノドの渇きを潤したが、そろそろ濃い味の酒がおいしく感じられる季節だ。

以前はちっぽけな見栄を満たす為に、シングルモルトや12年物を好んで飲んでいたが、懐具合が淋しくなると気軽に飲めなくなった。

角瓶やブラックニッカスペシャルで当座を凌ぐこともあったが、正直に云えば味に満足出来ない。2,000円未満のウィスキーはどこか雑味がある。

1,000円前後で日持ちのするおいしい酒を探したら、答えは芋焼酎とバーボンに集約された。焼酎は元来安酒のイメージが付いて回るが、芋焼酎の甘くてふくよかな味は、割って飲む甲類焼酎とは別物の完成度が感じられた。

安くてもハズレの少ないバーボンは、さながらアメリカ人の焼酎だろう。芋とコーンの違いはあるにせよ、どちらも甘く豊潤でかつ手ごろな値段であり、日米南部を代表するソウルドリンクだと思う。

今日買ってきた酒は赤薩摩。さつま白波で有名な薩摩酒造芋焼酎だ。安くて旨くてどこでも入手出来る黒白波では面白味がない。

期間限定品で甘さを売りにしている赤薩摩を飲んでみた処、本当に甘い。ロックとお湯割りを試してみたが、どちらも甘い。これは危険な酒だ。

実を云うと、芋焼酎は思ったほどコストパフォーマンスは良くないのかもしれない。旨い芋焼酎に当たると、何杯でも飲めてしまうからだ。翌朝、宿酔いでフラフラする頭を抱えながら、焼酎のボトルが三分の一程減っているのを見て後悔する事になる。

その点、ウィスキーやバーボンはもっと気長に飲める。焼酎と同じペースで飲もうにも、先に体がギブアップするだろう。

そんな成り行きを心得ながらも、傍らには何杯目かの湯呑み茶碗がある。明日の朝もキツイだろうなぁ。

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