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ノンマルト通信Express

フリーランスで自由自治

ホワイトベルグはブレイクするか

お酒

今日も不動産屋巡りをしてきた。部屋探しを始めたのが先月の中旬、1か月で8件の物件を見て廻った。現在の部屋より安い物件を探しているが、どれも一長一短である。

正直に云うと、引っ越しをしなければいけない絶対的な理由はない。理性的に考えれば、現在地に留まり、生活を持ち直した方が経済的である。ただ、感情面での滞りがあり、現在の住環境を維持する事に疲労を感じるのだ。

心と体は自分のものなのに、それ自体が意志を持ち、自分とは違う方向に靡いている。普段は意識していない記憶や感傷に引っ張られて、僕が握っているハンドルを奪おうとするのだ。

まっすぐ伸びるハイウェイを、ノンストップで走りたい。さぞかし爽快な気分だろう。然るに僕の半生は、狭い路地を徐行しながら、いつまで経っても寄り道を続けている。

希望と意志が、無傷で暗いトンネルを抜けるのは難しい。人生なんて考えても分からない事ばかりだ。訳の分からない時は、酒を飲んで思考をストップさせる事にしている。

考えれば考える程、暗がりにはまってしまうから、脳に快楽を与えて方向転換させる必要があるのだ。

今晩選んだ酒は、ホワイトベルグという発泡酒。サッポロが発売している商品で、ベルギービールを参考にしたものらしい。ホワイトビールといっても、液体が白い訳ではない。普通のビールより若干薄めだが、やはり黄金色をしている。

味はほんのりと柑橘系の風味があり、フルーティーと表現して差し支えない。ブルーメタルの缶がお洒落で、発泡酒を飲んでいるという気後れを感じさせない処もいい。

国産ビールの代用品というよりも、ホワイトベルグという一点買いの銘柄になり得る要素がある。

今のところ、ストロングチューハイのような悪酔いは感じない。バドワイザーを飲む位なら、ホワイトベルグを飲んだ方が酒を飲んだと云う満足感は高いと思う。

これだけの佳作が缶ジュースと同価格帯で販売されているのだから、デフレも悪くない。「貧乏も皆で慣れれば怖くない」。むしろ、思い上がりが矯正されて、互助の精神が見直される事を期待したい。

ビールに関しては、キリンやアサヒよりも、サッポロの方が実力派だと思う。エビスビールの完成度、赤星ラガーの骨太さ、麦とホップシリーズの充実感。マーケティングよりも中身で勝負という姿勢が感じられる。

本場の北海道工場で飲むご当地ビールは、格別の味わいと聞く。今の僕にとって北海道は遠過ぎる。いつか気力・体力・資力が充実してきたなら、夜のススキノでグラスを傾ける事もあるのだろうか。

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