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ノンマルト通信Express

フリーランスで自由自治

切り餅298円 + ワイン348円

所感

塩を買いにドン・キホーテまで行ってきた。鳴門の塩1㎏が88円で買える。僕御用達の一点買い商品である。

カゴに塩を入れたまま、あちこちの棚に目をやると、いわゆる驚安商品をぽつぽつと見掛ける。お餅は僕の常用食だが、1㎏298円にはたまげた。迷わずカゴに放り込む。

チリの赤ワイン750ml348円も、充分にそそられる。少し迷ってから、カゴに入れてレジへ向かった。

土曜の夜のドン・キホーテは、ヤンキー風の客連れがひっきりなしにやって来る。ヤンキーの好む品揃え、店内の雰囲気なのだろう。特にトラブルはない。あの手の連中は、強気に見えながら、お互い間合いを計っている。動物的な嗅覚だろう。

ドン・キホーテの買い物で感心するのは、レジに1円玉が積んであり、会計時に4円までは客がその1円玉を利用できる点である。小さな金額だが、その心遣いが嬉しい。

政府が食料品にまで消費税を課税する無粋な国家なので、民間企業が泥臭い営業を展開せざるを得ない。

僕も税金から金を引っ張れる側の人間ではないので、弱小の自営業者として泥臭い生活を続けている。利権や癒着とは無縁の商売で、福利厚生やボーナスは、風の便りで聞いたきりだ。

自営業者のメリットは一人でいられる事だけ。不利は承知の上で、一人でいられる自由が何よりも尊い。

孤独を好む変人でなければ、おとなしく人に雇われている方がマシだろう。先々の展望などまるでないが、貧乏の遣り繰りが時々面白く感じてしまって始末が悪い。

ワークデスクに座りながら、298円のお餅を食べて、348円の赤ワインを飲む。この後は、万年床に潜り込むのもいい。粘って映画を1本観たっていい。だらだらした生き方が、僕の性に合っている。

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